12/31【価格改正】について

その当時、私はPTAや地域からのお役目を仰せつかっており、”家庭”を外から支えることの大切さ、必要性を深く学びました。

その観点は、家族であるパートナーちゃん達にも同じように感じたことは、私にとって自然な流れでした。

お客さまから”ホテル預かり”を始めてほしいとお声があがっていたのもあり、すんなりと、「おうち」を提供したい！それしかない！と、今のお預かりスタイルに至っています。

 

「おうち」とは

 

笑顔があふれ、

いつも家族がいるところ、

撫でてくれる褒めてくれる人がいて、

時には叱ってくれ、

体調を気遣ってくれる人もいて、

お友だちが遊びに来たり、

食べたり、寝たり、

テレビの音や、人の話し声もして

お料理の準備の音、

美味しそうな香りもして、

人の温もりがそこにあって、

そんな「おうち」の親近感、安心感✨

そういう場所でトリミングもできる✨

 

実は私、トリマーになったのは5年ほど前です。

今でこそ特別講習の講師もしていますが。

私は他の人よりも動物との接し方が上手で、動物の感情を読んで汲むのが上手だったから単に上達が早かっただけ(まぁ動物取扱業なので当前？😅)。

老犬や介護の子の接し方も心得ていますし。

 

ただそれまでは、トリミングは絶対にやらない！と、正直心に決めていたくらい、トリミングはしたくなかったんですね💦

だって犬猫にしてみたら、トリミングって、ねぇ！(察して。笑)

お風呂に入りたがらない小さなお子ちゃまと同じなんです。

 

しかもそのトリミングを、流れ作業のように、決められた時間内で絶対終わらせなけらばならないなんて…(察して。笑)

 

私はそこのクオリティにさえ動物福祉を考えてしまう。

 

トリミングは自分には向かない…そう思っていた。

でも転機があり、トリミング部門の導入がどうしても必要になり、その時、「おうち」の時と同じように電流が走りました。

ANIPAL!流のトリミングをしよう！

 

動物は物じゃない、感情だってご機嫌だってある。

機械的に事務的に始めるのではなく、

到着したらまず匂いを嗅ぎたいし、

おトイレもしたいし、

まずは遊びたい子もいる。

 

その子の性格、老犬ちゃんや、毛玉の加減によっては途中で何度も休憩が必要な場合もある。

仔犬ちゃんのトリミングデビューで、その後の一生のトリミングが大嫌いなイベントになるかどうかにもかかわる。

 

環境ももちろん、道具選びや使い方、道具との出会わせ方、シャンプーの回数、作業工程、作業の優先の仕方、考え得る全てに動物福祉を取り入れていこう！

疑問に思ったことは追及して、その工程はなぜ必要なのか、本当に必要なのか、正解なのか、しなかったらどうなるのか、シャンプーは安全なのか、シャンプーのロジックとは…

元々は研究職をしていたので、昔とった杵柄で調べあげました。

 

そうして作り上げたANIPAL!流のトリミングを、グランドオープン当初から始めていました。

時間も手間も愛情もその子を見極める目も、うんっと必要。

 

そう、今まではそれができていました。

 

ただ、理想が高すぎて、今の料金では自分達の生活がままならなくなってきてしまったのです。

元々、こうしたトリミングを可能にするにはホテルがメインであるのが必須。

コロナ禍でホテルのご利用が激減し、苦しい葛藤に苛まれました。

そりゃそーだよ、と、サロン経営されている方ならみんながみんなそう思いますよね💦

普通なら、こんなトリミングスタイルでは採算とれないですもん💦

 

わかります…

 

それでも、私には譲れないスタイルなんです。。。

だから、皆さんから応援や感謝のお言葉を沢山いただき、本当に嬉しかった😭

誰一人ご指摘をいただくことがなかったのです。

 

こんな素敵な皆さまに囲まれて感謝です✨

それだけは、年が明ける前に発信したかった☺️

本当にありがとうございます！